遮熱性
表層材に遮熱顔料を使用しているので、デッキ材表面の温度上昇を抑えます。熱くなりにくいので、人にもペットにもやさしいデッキ材です。
人工木表層材に遮熱顔料を使用し、デッキ材表面の温度上昇を抑えています。
使用電球:125W赤外線電球(クリア球)
照射量:0.85kW/㎡(夏の最高日照量平均値)
環境温度:20℃ 湿度50%RH
測定機:NEC Avio赤外線テクノロジー(株) TVS-500EX
放射率補正:0.98
帯電・静電気
静電気は、歩行による摩擦や衣擦れによって帯電し、地面に落ちて漏洩、減衰しますが、廃プラスチックを含む人工木デッキ材は帯電しやすい傾向にあります。特殊配合のベーシックデッキ材なら、電気抵抗を低下させ、一般的な人工木デッキ材と比べると表面抵抗値が低く、静電気の発生を抑制します。
病院や学校、高齢者福祉施設などに最適。
静電気が発生しにくくなったベーシックデッキ材。
ベーシックデッキ材は帯電防止仕様として、歩行静電気発生(人体帯電圧)試験を実施しています。導電性においては塗布剤並びに表層練り込み仕様にて対応しています。
- ■表面抵抗値
- 塗布剤仕様:4.69×10^9Ω
練り込み仕様:4.93×10^11Ω
※富山県産業技術研究開発センター
※記載の性能試数値は各試験・実績検証による数値であり保証値ではありません。
※静電気の帯電量は設置場所の環境条件(温度・湿度や周りの機械設備)や個人の体質や服装により大きく異なります。
帯電抑制仕様は、すべての人が静電気を感じないことを保証するものではありません。
- ■人体帯電圧(kV)
- ベーシックR型 0.2
ベーシックF型 0.1
JIS L 1021-16 B法
試験室の温度:23℃ 湿度:25%RH
合成ゴム底靴使用
※一般財団法人 カケンテストセンター
サンシャインウェザーメーター耐候試験
素材性能及び試験結果
耐荷重試験
試験体寸法:厚さ27mm×幅146mm×長さ700mm
各試験体参考:合板の日本農林規格「小試験片の1級の曲げ試験方法」
試験方法:荷重スパン@440mm、荷重速度5mm/min
根太(60×40)の取付ピッチは、基本500mm以下とします。(デッキ面材の支持間距離440mm以下)
- ベーシックデッキの標準耐荷重は3000N/㎡です。
- デッキ材たわみは100㎏荷重で、3mm以下or1/200といたします。
※富山県農林水産総合技術センター
※記載の性能試数値は各試験・実績検証による数値であり保証値ではありません。
滑り性能試験(C.S.R’値)
試験体寸法:厚さ27mm×幅150mm×長さ150mm
温度:22℃/湿度:44%
- 安全歩行とされる床材のC.S.R’値の目安
- 下足歩行 0.4~0.9
素足で利用 0.45~0.9
傾斜路部分 0.5~0.9
※一般社団法人 転倒事故保安協会